引越し料金
引越しの料金ってどうやって計算しているのか気になりますよね。
国土交通省が「標準引越約款」と「標準引越運賃」を定めたことにより、これを採用している引越業者は、基本的な運賃は変わりません。
引越の費用：基本運賃+割増料金+実費+付帯サービス料+車両留置料
基本運賃は引越しの移動距離が100km以内なら時間制運賃、100kmを超す場合は距離制運賃が適用されます。
割増料金とは引っ越す曜日や時間によって割増料金が設定されています。
日曜日や祝祭日などは20％割増になります。
また時間帯では深夜早朝割増があり、午後の10時から翌日の午前午前5時までの場合は30％割増になります。
オンシーズンと言われる3月・4月は引越し料金が一番割高になりますし、8月や10月も高めです。
冬季割増もあります。
実費は作業員料（荷物の梱包、搬出、搬入などの人件費）のほか、梱包資材料、有料道路利用料、一時保管料などがあります。
付帯サービスはピアノ運搬、絵画・骨董品運搬、使用後の梱包資材など不用品の処分、エアコンの取り外し・取り付けなどにかかる料金です。
車両留置料は車両（トラック）の待機料金のことで、お客さまの都合で引っ越し作業の標準時間（荷物の搬出、搬入の時間を含む）を超えるときにかかる料金で、距離制運賃に適用されます。
どうしても日曜や祝祭日しか引越しできない場合を除いて、それを避けるだけで割増料金がかからないことを考えると引越予定日の曜日も平日にすればかなり節約ができますね。